勉強×遊び×副業 社会福祉士国試対策

【速報】第34回社会福祉士国家試験の合格基準はどうなる?難易度・解答速報について

スポンサーリンク

広告表記

※アフィリエイト広告を含みます

スポンサーリンク

 令和4年2月6日(日)に第34回社会福祉士国家試験が実施されました。

 受験をされた方、大変お疲れさまでした。さて、早くも解答速報が出ている中、気になるのは合格基準点だと思います。自己採点で手ごたえを感じていても、難易度によって合格基準点に調整が入るため、合格発表まで気が抜けないのがツライところです。

 当サイトでは、社会福祉士国家試験対策に関連した記事を多数公開していますので、ぜひチェックしてみて下さい。

 今回は過去の試験結果から、合格基準の目安について考察していきたいと思います。

社会福祉士国家試験の合格基準

 社会福祉士国家試験の合格基準については、以下の2つのことが示されています。

合格基準

①問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。

②1を満たした者のうち、以下の18科目群(ただし、(注意2)に該当する者にあっては7科目群。)すべてにおいて得点があった者。

 問題数は、全150問(共通科目83問・専門科目67問)で、総得点の60%程度を基準としていますから、合格の目安は90点になります。そして、全ての科目群で得点している事も必要となります。つまり、120点とっても、0点の科目がひとつでもあれば不合格となってしまいます。

過去の合格基準点から考察

 昨年度の第33回社会福祉士国家試験の合格基準は、150問中88点で、難易度による補正が加えられました。過去5年間の合格基準点と合格率は、下記の表のとおりです。

試験日合格基準点合格率
第33回 令和2年度(2021年2月7日)93点 / 150点29.3%
第32回 令和元年度(2020年2月2日)88点 / 150点29.3%
第31回 平成30年度(2019年2月3日)89点 / 150点29.9%
第30回 平成29年度(2018年2月4日)99点 / 150点30.2%
第29回 平成28年度(2017年1月29日)86点 / 150点25.8%

 第33回社会福祉士国家試験は、受験者35,287人のうち合格者10,333人で、合格率29.3%でした。

 第30社会福祉士国家試験は、合格基準点が99点にも関わらず合格率30%を超えていることから、比較的優しい内容だったことが想像されます。逆に第29回社会福祉士国家試験は、合格基準点が低く、合格率も低めのため、難易度が高い試験だったことが分かります。

第34回社会福祉士国家試験の難易度はどうだったのか?

 第34回社会福祉士国家試験について、共通科目と専門科目に分けて問題の傾向について考えていきます。

 

共通科目

 全83問の出題で、科目ごとの出題数も例年どおりの内容でした。選択肢を2つ選ぶ問題は「3問」で昨年度より減少しています。内容は、基本的な重要項目について問われるものが多く出題されていましたが、少し深くその内容について問う問題が多く、比較的難易度が高めだったと思われます。Twitterなどでも「共通科目、終わった...」や「午前の問題、難しかった。」という内容を見かけました。

専門科目

 全67問の出題で、科目ごとの出題数も例年どおりの内容でした。選択肢を2つ選ぶ問題は「13問」で昨年度より1問多く出題されました。意図的に難しい内容を含んでいる問題がありましたが、頻出項目についての出題も多く、難易度は例年と比べて大きく変わらないものとなりました。

 以上の内容から、合格基準点は86~90点程度になると思われます。

 第34回社会福祉士国家試験の合格点は105点でした。まさか100点を超えてくるとは思いませんでしたし、これは補正の域を外れているような気もします。問題の質が問われる結果となったのではないでしょうか。

解答速報が見れるサイト

 資格講座を運営している各社のサイトで、解答速報が確認できますので、自己採点してみることをお勧めします。

生涯学習のユーキャン

高い合格実績で選ぶなら資格の大原 社会福祉士講座

東京リーガルマインド

合格発表はいつ?

 社会福祉士国家試験の合格発表は、令和4年3月15日(火)です。合格者には、合格証書が交付されます。

 また、合格者の受験番号と正答は3月15日(火曜日)午後2時から、試験センターのホームページ上に掲載されます。

社会福祉士国家試験合格速報

 令和4年3月15日(火)に、社会福祉士国家試験の合格者受験番号が公表されました。

 こちらから確認できます⇒第34社会福祉士国家試験合格速報!

 合格基準点と正答一覧はこちら⇒第34回社会福祉士国家試験の合格基準及び正答について

合格後の手続きについて

 社会福祉士の登録申請

 社会福祉士の合格通知と一緒に、登録のための書類が同封されてきます。「新規登録の手引き」に従って手続きを行いましょう。

 収入印紙15,000円分と登録手数料4,050円がかかります。

 この登録申請を行い、登録証が交付にならないうちは、社会福祉士を名乗ることはできません。合格証書が届いただけでは、社会福祉士(仮)の状態です。少し登録申請を行うのは面倒くさいですが、登録証が届くまで1ヶ月近くかかる場合もありますので、早めに申請しましょう。

 登録証が届けば、あなたはケースワーク・相談援助のプロである社会福祉士となります。

 一緒に福祉の世界を盛り上げていきましょう。

-勉強×遊び×副業, 社会福祉士国試対策