〇社会福祉士国家試験を受験するけど、通信や予備校に通うお金がない
〇自分のペースで勉強したい
〇最低この2冊で合格できます
結論...社会福祉士は独学で合格可能です
令和3年3月15日は、第33回社会福祉士国家試験の合格発表ですね。
そっかぁ~じゃあ私が受験するまで1年切ってるってことだ。そろそろ勉強した方が良いのかな?
はい!勉強は早く始めるの越したことはありません。早く始めれば、1日あたりに勉強する量も少なく済むので、負担なく続けることができるメリットがあります。
ですよね。でも、正直何から始めれば良いのか...科目を見ただけでもすごい量だし、通信や予備校はお金がかかるし...
大丈夫です!社会福祉士の試験は、しっかり取り組めば、独学でもきちんと合格できる試験です。
まず最初に言っておきたいのは、合格するかしないかは、結局勉強したかどうかです。勉強を開始するなら、それなりの覚悟を持ってくださいね。
結論から言いますと...
過去問を解く ⇒ 解説を読む ⇒ ワークブックで確認する
超シンプルです。要はやるかやらないかの問題です。
社会福祉士について
社会福祉士及び介護福祉士法に基づき、専門的な知識や技術を持って、障害のある方や生活困窮者、高齢者などが心身や生活環境等の理由により、日常生活を送るのに支障がある方に対して相談援助を行う専門職です。児童から高齢者まで、幅広い分野で活躍できる資格です。近年では、超高齢社会の到来や児童虐待の増加などの影響もあり、今後ますますニーズが高まる可能性があります。
https://hoshikuzu-fukushi.com/sw-realdiary/151/
社会福祉士の就職先
上記にも述べたように、社会福祉士が相談援助を行う対象者は、日常生活を送る上で様々な課題を持つ方になります。障害者や低所得者、児童から高齢者まで様々です。介護・医療・福祉の現場で活躍することが見込まれます。[affi id=26]
【主な就職先】
・介護老人福祉施設 ・介護老人保健施設 ・障害者支援施設 ・児童相談所
・福祉事務所 ・病院 ・グループホーム ・その他行政機関等
社会福祉士になるには⁈
社会福祉士になるためには、毎年1回(2月上旬)実施される国家試験に合格する必要があります。また、受験するには実務経験や専攻した学位などの受験資格が決められているので、確認をしておきましょう。
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社会福祉士国家試験の勉強
試験科目は18科目群
・人体の構造と機能及び疾病 ・心理学理論と心理的支援
・社会理論と社会システム ・現代社会と福祉
・地域福祉の理論と方法 ・福祉行財政と福祉計画
・社会保障 ・障害者に対する支援と障害者自立支援制度
・保健医療サービス ・低所得者に対する支援と生活保護制度
・権利擁護と成年後見制度 ・社会調査の基礎
・相談援助の基盤と専門職 ・相談援助の理論と方法
・福祉サービスの組織と経営 ・高齢者に対する支援と介護保険制度
・就労支援サービス、更生保護制度・児童や家庭に対する支援と児童、家庭福祉制度
合格のためには、全ての科目において得点する必要があります。
勉強時間は?
勉強時間は300時間が目安とよく言われていますが、特にそれにこだわる必要はありません。時間よりも毎日取り組んだかどうかが大切です。人は残念ながら楽な道を選びがちです。そして、その言い訳を考えるのも天才的です。「サークルの飲み会があるから...」「今日はバイトだから...」「疲れてるから...」やらない理由っていくらでも作れちゃいます。
ちなみに300時間が勉強の目安とすれば、今から(3月から)始めれば、1日1時間の勉強で時間としては到達できます。まとめて時間を取れなくても1時間であれば、隙間時間を上手に使えばできそうですね。
勉強を始めて苦しいのは最初の1ヶ月です。問題解いても全然分からないですし、過去問を解いても40点とか50点とか...。でも最初の時期に点数が低いのは当たり前です。勉強を習慣化するまで頑張りましょうね。やるかやらないかですから。
習慣化をしたい人はこちらの本が参考になります↓[affi id=29]
独学で勉強するメリット
支出を少なくできる
なんと言っても費用を抑えられる点です。通勤講座や予備校などに通えば10万円以上かかります。学生さんには負担が大きい。その点、独学であれば過去問と参考書、必要であれば問題集。これで十分です。トータル1万円弱で済みます。これは最大のメリットです。
もし余裕があれば、短期講座や模擬試験などに参加しても良いでしょう。
自分のペースで勉強できる
予備校などに通うと、まわりに合わせて同時に勉強が進んでいきます。しかし、得意科目・苦手科目は人によって違いますし、今日は『社会保障の気分!』なんてこともできません。
その点、独学なら自分のペースで勉強できるので苦手科目を集中して取り組んだり、気分転換に得意科目をやってみることもできます。また、勉強時間も授業や仕事の時間に合わせて臨機応変に対応できます。
勉強する場所・時間を選べる
独学であれば、「朝早くにカフェで勉強」「講義の合間の時間に」「今日は図書館で」と時間や場所を自由に選んで勉強できます。気分が乗らない日でも、好きな場所へ行って気分転換したり、自分のモチベーションを保つための工夫ができます。
独学のデメリット
モチベーション維持が困難
勉強の期間が長期に渡るため、モチベーション維持が課題になります。勉強する仲間や応援してくれる家族などの存在がないと厳しいです。あとは、自分がなぜその資格を取ろうと思ったのか考えるなど意識的にモチベーションを保つ術を身に付ける必要があります。
私は、「1回で合格しないと受験にかかるお金がもったいない。」「途中で諦めたら、勉強してきた時間が無駄になる。受からないつもりなら、勉強より他の事をしてた方がマシだ。」と思ってモチベーションを維持してました。
最新の傾向をつかみにくい
独学だと出題傾向や最新の制度改正などの情報が掴みにくく、周囲より損をしてしまう可能性があります。時々ネットなどで最新情報や傾向などの情報を意識的に取り入れることが重要です。
独学で学ぶのに向いている人
他の福祉系の資格を持っている人
他の福祉系資格を持っている人は、持っていない人よりも内容が理解しやすいです。中には勉強しなくてもすでに知っている分野もあると思うので、独学で勉強したとしてもつまづきにくく、スムーズに勉強に入っていけると思います。
独学で何かをつかみ取ったことがある人
資格試験や大学受験など、独学で合格したことがある人は、計画の立て方やモチベーションの維持などをある程度できる方だと思います。そういった経験がある人は、独学でも十分合格を狙えると思います。
最低この2冊で合格できる
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社会福祉士・精神保健福祉士受験ワークブック2022 共通科目編
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社会福祉士受験ワークブック2022 専門科目編
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