こんにちは、ほしクズです。
２０２２年を迎え、また新たな気持ちで新年を迎えていると思います。そんな中、心機一転新天地での仕事を求めている方もいるのではないでしょうか。毎年、冬のボーナス後や新年度を迎えるにあたり、職場を変える人も多くなります。
今回は、今後転職を考えている方に向けて、転職する際に気をつけたいヤバい事業所の見分け方について解説していきます。
転職は、自身のキャリア形成や今までの経験を活かして仕事をしていきたい、リセットして新たな気持ちで仕事をしたいなど、どちらかというとポジティブな気持ちを持ってしたいものです。
でも、実際働いてみたらヤバい事業所だったなんてこともしばしば...
転職で失敗しないためには、事前の情報収集や事業所の雰囲気を感じておく事がとても重要です。この記事では、転職する際に気をつけたいポイントについて解説していきます。
介護職員の転職について
まず最初に、介護職員の転職について少し考えていきます。少し前の時代の価値観では、「企業のために自分の人生を捧げる」「定年まで勤めあげる」ことが良しとされ、転職や早期退職などはあまり良いイメージを持たれていませんでした。
一定以上の年齢の職員や上司の中には、未だにそういった価値観に縛られている残念な方もいるかもしれません。そういう価値観を持った方のなかでは、「転職は悪」とされてしまいます。
しかし、時代の変化とともに価値観も少しずつ変化していくものです。仕事は、自分の人生の大半の時間を占めています。であれば、「自分らしく」や「プライベートを大切にしたい」という自分にベクトルを向けた働き方も認められるべきであると私は考えます。
介護職こそ転職すべき！
特に人手不足が深刻な介護職員なら、即戦力としてどの事業所も必要としていますので、条件の良い自分の働き方に合った事業所や働き方を見つけることで、より豊かな人生を送ることができると思います。
転職で気をつけたいヤバい事業所の見分け方
ここからヤバい事業所見分け方を解説していきます。
転職を考えた時に、ハローワークや転職サイトなどで就業形態や給与などの条件を確認すると思います。給与が良いことに越したことはありませんが、どの事業所も人手不足のため、求人情報には良いことしか載ってません。
ですので、転職をする際は...
事業所を直接訪問して一度見学をしてみる
ことを強くお勧めします。求人情報の内容も踏まえつつ、実際の事業所を直接見ることは非常に重要です。必ず見学を希望しましょう。
見分けるポイント① このキャッチフレーズに注意！
まず、求人情報で気をつけたいフレーズについて紹介します。
このフレーズは、特に小さい法人や事業所などによく見受けられます。それは...
アットホームな雰囲気で、みんなで仲良く仕事をしています
です。こういうニュアンスの言葉には注意が必要です。
一見、雰囲気が良さそうで、働き易そうに感じられますが、逆に考えれば、その雰囲気に馴染めない人は、仕事を続けられないということです。もっと言えば、その価値観に合わないに人は仲間に入れないということです。
アットホームな雰囲気で、仲が良いという事は、そこに集まっている職員が非常に価値観を持っていて、違う意見や価値観が認められにくい状態でもあります。たまに見かけるフレーズですが、注意が必要になります。
見分けるポイント② 求人更新の頻度が多い
求人サイトや情報誌などを見ていると、いつも求人情報を掲載している法人や事業所があります。
こういった法人や事業所は...
慢性的な人手不足あるいは、頻繁に人が辞めている
可能性が高いです。
人手不足であれば、職員ひとりひとりの負担が大きくなりますし、頻繁に人が辞めている状況であれば、それだけ問題を抱えている可能性があります。よく求人情報をみかける法人や事業には注意が必要です。
見分けるポイント③ あいさつができない職員がいる
事業所の見学をおすすめする理由のひとつが、その事業所の倫理観や接遇の確認です。
その一番の目安となるのが、現場職員のあいさつです。採用担当者や窓口職員は、ある程度きちんとしたあいさつをしてきますので、注目すべきは現場職員です。
ヤバい事業所では、「誰だこの人は⁈」「何しに来たんだ⁈」という雰囲気が態度に表出するため、表情が懐疑的だったり、視線を合わせなかったりします。あいさつは、社会人としての基本です。それができない現場職員がいる事業所はヤバい事業所であると言えるでしょう。
見分けるポイント④ 身だしなみが整っていない
現場職員の身だしなみも重要なポイントです。
髪型や装飾品などをしていたり、シューズではなくサンダルを履いていたり、髭を蓄えていたりする職員がいる事業所は、事業所としてのルールや規律が整備されていないか、それに従わない職員がいるということになります。
あいさつと並んで、身だしなみは社会人としての基本です。また、介護の現場においては、髪の毛の長さや装飾品などは、場合によってはご利用者のケガにつながったり、自分がケガをする可能性もあるため、そういった配慮もできない施設はヤバいです。
見分けるポイント⑤ 介護のノウハウが古い
介護技術や認知症ケアは、日々進歩しています。そのような状況下で、昔ながらの介護や記録が手書きであるなど、時代に即した業務が行われていない事業所はヤバい可能性があります。
職員の負担軽減につながらないのはもちろんですが、もっと問題なのは、周りが見えていない事や新しい考え方を受け入れられない体質である可能性が高い事です。こういう事業所では、未だに平気で身体拘束が行われていたり、他で経験のある職員に対して排他的な態度をとる可能性が高いです。
自分たちがやってきたことを否定されたり、新しいことに挑戦することを嫌うからです。
日々、進歩する介護に追従できていない事業所はヤバいと言えるでしょう。
ここまで、ヤバい事業所を見分けるポイントを５つ紹介してきました。転職をポジティブなものにするために、ぜひ意識してもらえればと思います。
百聞は一見に如かず
良い転職にするために、必ず一度は見学するようにしましょう。
転職の情報収集
まずは、ハローワークに行くのが良いでしょう。転職サイトからの採用だと、費用がかかる可能性があるため、事業所が嫌う可能性があります。転職サイトから紹介されても、事業所側からハローワークを通すように言われることもあります。
ですので、基本的にはハローワークで仕事を探すことをおすすめします。
とはいえ、求人サイトなどで仕事を探すといろいろとメリットもあります。資格取得のための支援があったり、入職できた場合にお祝い金がもらえたり、未公開の求人情報があったりと、必ずしもデメリットだけではないので、多くの情報を仕入れる意味でも、登録だけでもしておくと良いと思います。
おすすめ転職サイト① 介護エイド
運営会社：株式会社サクシード
サイトの特徴：介護職の特に人間関係の悩みに焦点を当てた転職をサポートしてくれます。人間関係は、長らく介護職員の退職理由第１位を継続しています。そこに着目しているなんて心強いですよね。
人間関係の良い職場の求人を厳選してご紹介【介護エイド】
おすすめ転職サイト② かいご畑
運営会社：株式会社ニッソーネット
特徴：厚生労働大臣認可の介護就職支援センターです。厚生労働大臣認可の誰でも安心して利用できる転職サイトです。全国8万以上の業者のうち、160社しか認められていない「優良派遣事業者認定」に認定されています。 この安心感は絶大です。
介護職の就業・転職は介護専門求人サイトかいご畑
おすすめ転職サイト③ 介護JJ
運営会社：株式会社カスタマ
特徴：この転職サイトの特徴は、なんといってもお祝い金です。この転職サイトを利用して就職が決まれば、雇用形態によって最大２０万円のお祝い金が受け取れます。
介護職応援プロジェクト実施中！介護・福祉の転職サイト『介護JJ』
決めるのは自分
ここまで、転職に関する情報をお届けしてきました。転職は、今やそれほどハードルが高いものではなくなりました。自分に合った職場を探すというのは、人生においてとても有益だと思います。
しかし、１００％自分の思い通りの事業所があるかといえば、それは違います。多少なりとも転職には覚悟が必要になることを理解しておきましょう。ですので、少しでも納得した職場を見つけられるように、情報を集め、自分の目で確かめる努力は、最低限行った方が良いと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。皆様が素晴らしい転職ができるよう願っています。
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