介護職員の勉強部屋

【介護リーダー必見】介護現場を風通しの良い職場にする方法 3つの改善点

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 こんにちは、ほしくずです。

 「介護職員がのびのびと働ける職場環境」「誰もが気持ちよく働ける職場」誰もが、そんな風通しの良い職場で働きたいですよね。

 このような職場は「心理的安全性」が確保されている職場です。

 「職場の同僚や上司に批判される心配がなく、安心して意見を言える状態」のことを心理的安全性と言います。

 言葉を聞いただけでは、難しく感じるかもしれませんが、これからご紹介する3つのことをチェックして改善していくだけで、心理的安全性が確保された風通しの良い職場を作ることができます。

3つのチェックポイント

1,不満、愚痴や悪口をなくす

2,否定しない環境づくり

3,考えずに「できない」「無理です」と言わない

 この記事では、この3つのチェックポイントと改善策について紹介していきます。

 誰もが気持ちよく働ける環境を作っていきましょう。

改善点① 不満、愚痴や悪口をなくす

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 業務中や休憩時間、会議が終わった後などに、その場にいない人の悪口を言ったり、会議の決定に文句を言ったりする人はいませんか?

 言っている本人は、その場の感情や日頃の鬱憤をはらすかのように、気持ち良く話すかもしれませんし、それによって気分が晴れるのかもしれません。しかし、それを聞かされた人や巻き込まれた人たちは、決して良い気分にはなりませんよね。

 介護現場の退職理由の多くは「職場の人間関係」であると言われています。

 ネガティブな感情は、周囲を巻き込み、職場の雰囲気を悪くしてしまいます。

 皆さんの職場はどうですか?

改善方法

 愚痴や悪口などに対しては、相手の言っていることのみ「へぇ~そうなんですね。」「そう思うんですね。」と受け止めてあげ、決して同調したり、認めたりしないように意識しましょう。

 「私もそう思ってた!」「あれって誰が決めたの?おかしいよね。」などと合わせたりしてしまうと、言っていないあなた自身も、愚痴や悪口を言っている人と同等の人になってしまいます。

悪口を言う人は、必ずどこかであなたの悪口を言っています。

 あまりにも愚痴や悪口が多い人がいたら、業務上必要な時以外の接点を持つことを避けましょう。

改善点② 否定のない環境づくり

 自分の意見や考え方を否定されることは、モチベーションの低下につながります。人によっては、自分の存在自体を否定されたような気分になる人もいるかもしれません。

 そのような気持ちになってしまった人は、それ以降意見を言う機会が減ってしまします。

 他の職員の意見に対しては、職員全員が「そういう考え方もあるね。」「そんな方法もあったね。」と受け止めるようにしましょう。

 意見を受け止めてもらえる環境になれば、より多くの意見が出やすくなり、業務改善やサービスの質の向上につながっていきます。

改善方法

 意見を否定されたときは、冷静に相手の感情を受け止め「なぜ、そのような考えになったのかな?」と考えてみることが重要です。

 また、人は基本的に全く同じことはないという認識のもと「人は人、私は私だ。」とその違いを認めてあげることが大切です。

 もし否定的な人が職場に存在しているのなら、「どういう風に考えてるのか聞いてみよう。」となぜそう考えたのか聞いてみるくらいの気持ちであると良いと思います。

 もしかしたら、違う視点で物事を見ているかもしれません。確認することによって、より建設的な話し合いができるかもしれませんよ。

改善点③ 考えずに「できない」「無理です」と言わない

 業務の分担や新しい取り組み、あるいは改善策やお願いに対して、すぐに「できません」「無理です」などのネガティブな発言で返答してしまうと、「またできないって言われるからやめておこう」「無理って言われるの嫌だからお願いしない」といった心理状態になってしまいます。

 特に小さい組織や限られた職場環境の中では、「組織慣性の法則」により変化を嫌う傾向が出やすくなってしまいます。

 その状態が続けば、組織はどんどん退化していくことになります。

改善方法

 「できない」「無理」ではなく、「やってみようか」「できるかも」と言い換えてみましょう。言葉の置き換えだけでも、ポジティブなイメージにつながっていきます。

 また、変化を伴うような提案は、組織を成長させるチャンスにもなります。

まとめ

 風通しの良い職場を作っていくには、まず職員が職場をどう思っているのかを知ることが重要です。

 どのような不満や不安があるのかを知ったうえで、より良い職場環境を作っていくことです。そのためにアンケートをとったり、職員全員を対象とした研修を行ったり、できるだけ多くの意見を聞ける方法で、職場に対する想いを確認してみましょう。

 そこで出てきた課題をもとに、ひとつひとつ改善につなげていければ、風通しの良い職場を作り上げることができます。

 まずはリーダーが基本となる姿勢を示し、相談しやすい・話しやすい環境を作っていきましょう。

リーダーの基本姿勢

・自分から元気よくあいさつする

・自分から声をかける

法人や施設の理念・存在価値(パーパス)を理解する

・互いに尊重しあうメンタルを持つ

 互いに認め合い、様々な考え方があることを理解できるようになると、職場も変わっていきますよ。

 こちら↓の記事と合わせて読むとより効果的です。

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