【認知症と聞いてイメージすることは】
認知症と聞いて多くの人がイメージするのが物忘れです。しかし、老化による物忘れと認知症による物忘れは違います。
○老化による物忘れ...年齢の経過とともに忘れやすくなったり、もの覚えが悪くなったりする。
○認知症による物忘れ...何らかの病気などにより、脳の神経細胞が変異したり破壊されて起こる。
※それぞれの違いについては下記の図を参考にしてみて下さい。[affi id=15]
老化による物忘れ | 認知症 | |
原因 | 脳の生理的な老化による | 脳の神経細胞の破壊・変異 |
症状の経過・進行 | あまり進行しない | 徐々に進行していく |
物忘れの症状 | 体験、経験したことの一部を忘れる(思い出す可能性がある) | 体験、経験したこと自体忘れる(何かヒントがあっても思い出せない) |
判断力など | 基本的には低下しない | 低下する |
症状に対する自覚 | 物忘れがでてきたことを自覚している | 忘れたことの自覚がない |
日常の生活 | 支障なく生活できる | 支障がある |