意図的な感情の表出
ご利用者のあらゆる感情(肯定的な感情も否定的な感情も)を自由に表現できるように働きかけ、その感情を大切に受け止めなければなりません。特に抑圧されやすい悲観的な感情や否定的な感情については、その感情を表出させることで、自らの内面や外的要因を見つめることができるのだと思います。
自分も環境の一部!感情表現できる環境づくり
援助の過程において、話しやすい雰囲気を意識できているかは大切ですが、自分の言葉や表情も、ご利用者の感情表現に影響を与えていることも理解しなければなりません。ゆえに自分の感情表現についても工夫する必要があります。
気持ちを受け止めた先にある支援
ご利用者が感情表現される場面を遮ることなく、心の中の弱さや自分の弱さを受け止めてもらうために、援助者として冷静に受け止め、その方の課題を整理し、それを共有していくことが必要になります。
心の中に溜まっている感情を吐き出してもらい、それを受け止めることで、ご利用者の安心につながり、その後の支援につながっていくのだと思います。