介護福祉士とは
介護福祉士は、1987年に制定された「社会福祉及び介護福祉士法」によって定められた国家資格です。専門性を発揮して、その知識と技術で、ご利用者の身体上・精神上のケア、現場の介護スタッフに対する教育・指導などを行いながら、その生活を支える中心となる役割を担っています。
資格取得はもちろんですが、取得後も自己研鑽を重ねていくことが重要です。制度への理解や新しい介護技術の知識や技術を学び、専門性を高めていく事が求められています。
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介護福祉士の受験資格
公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページにて公表されています⇒ http://www.sssc.or.jp/kaigo/shikaku/route.html
実務経験による受験
3年以上の実務経験とは「従業期間3年(1095日以上)かつ従事日数540日以上」を指します。
(1)3年以上の実務経験 + 実務者研修の修了
(2)3年以上の実務経験 + 介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修の修了
※(1) の受験資格について、「社会福祉士及び介護福祉士法」の一部改正により、2017年4月1日から「実務者研修」の受講・修了が必須となりました。
養成校、養成施設からの受験
以下いずれかの受験資格を満たす必要があります。
(1)高等学校を卒業後、2年制以上の介護福祉士養成施設を卒業
(2)高等学校を卒業後、福祉系大学、社会福祉養成施設、保育士養成施設のいずれかを卒業したのち、1年制以上の介護福祉士養成施設を卒業
※もともと養成施設の卒業者は、国家試験を受けずに介護福祉士資格を取得できましたが、2016年の「社会福祉士及び介護福祉士法」の一部改正により、国家試験合格が要件になりました。
福祉課のある高等学校からの受験
以下いずれかの受験資格を満たす必要があります。9ヵ月以上の実務経験とは、「勤務日数135日以上」を指します。
(1)福祉系高等学校に2009年度以降に入学し、新カリキュラムを修めて卒業
(2)福祉系高等学校に2008年度以前に入学し、旧カリキュラムを修めて卒業(介護技術講習を未受講の場合、国家試験にて実技試験あり)
(3)2009年度以降に特例高等学校に入学し、必須単位を取得。卒業したのち、9ヵ月以上の介護等の実務を経験(介護技術講習を未受講の場合、国家試験にて実技試験あり)
経済連携協定からの受験
EPA介護福祉士候補者とは、日本の介護福祉士資格取得を目的として、日本の受け入れ施設で研修を受けながら就労するインドネシア人、フィリピン人およびベトナム人のことを指します。
第34回 介護福祉士国家試験の日程
今年度の介護福祉士国家試験の試験日程が、8月10日に厚生労働省から発表されました。
筆記試験 令和4年1月30日(日)
実技試験 令和4年3月 6日(日)
受験申込 令和3年8月18日~9月17日まで
郵送による申込:必要書類を公益財団法人 社会福祉振興・試験センターへ郵送 ※当日消印有効
ネット申込:公益財団法人 社会福祉振興・試験センターホームページより申込み手続きを行う。
※インターネットによる受験申込みは、過去の介護福祉士国家試験で受験票の交付
を受けた者であって、受験資格を証する書類を提出した者のみが可能。
受験料 18,380円 ※昨年度より引き上げられた3,080円については、新型コロナウイルス感染予防のための費用として
使われる。
合格基準と直近の合格率
合格基準は「総得点の60%程度」とされ、総得点は125点中、75点程度が合格基準となります。そこから毎年難易度によって補正が入ります。
令和3年に実施された「第33回介護福祉士国家試験」の結果は以下のとおりです。
試験日:2021年1月31日(筆記)、2021年3月7日(実技)
試験地:34都道府県(筆記)、2都府(実技)
合格発表日:2021年3月26日
受験者数:84,483人
合格者数:59,975人
合格基準点:75点
合格率:71.0%
合格できる勉強方法
介護福祉士国家試験は、上記の合格率を見る限りきちんと勉強すれば合格できる試験である事がわかります。かと言って、何も勉強しなくても大丈夫というわけではありません。ここでは、効率よく勉強して合格する方法を紹介します。
過去問を解く
まずは過去問を解くことです。その狙いは
問題の傾向を知ることができる
出題のされ方を知ることができる
自分の得意分野、苦手分野を把握できる
過去問は実際に出題された問題に触れることができるので、上記のようなメリットがあります。初めて過去問を解くと、思うように得点できないかもしれませんが、最初はそれで全く問題ありません。
問題を解く(見る) ⇒ 解答する(分からなくてもOK) ⇒ 解説を読む
これを繰り返していきましょう。毎日20~30問程度で良いので、毎日問題に触れるようにしましょう。また、確信を持って解答できた問題、知識が曖昧で迷った問題、全く分からなかった問題をチェックしておくと、その後の勉強が楽になります。
過去問のおすすめ
中央法規の過去問があれば問題ありません。3年分の過去問と解説が入っています。
余力があれば模擬問題集で確認
過去問3年分を8割程度理解できていれば十分合格できる試験ですが、余力があったり、それでも心配な人は模擬問題集に取り組んで自身をつけましょう
最後に
介護福祉士国家試験は、合格率を見る限りきちんと勉強すれば十分合格を狙える試験です。ただ、それで安心して勉強しないなんて事があればもちろん不合格の可能性もあります。大切なのは、毎日続けることです。毎日20問~30問程度と言いましたが、5問でも1問でもいいので、毎日問題に触れる時間を作るようにしましょう。
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