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介護報酬改定の総本山、厚生労働省老健局老人保健課長らによる飲み会やってねキャンペーン

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 国会答弁を考えるのが忙しくて、手が回らないのか⁈

 最近の一番衝撃的なニュース『厚生労働省老健局職員23名が大宴会』事件。あえて事件とさせて頂く。全くこの状況下で意味不明な行動だ。新型コロナウイルス感染症の環境下、その対応の役割を担う厚生労働省。きっと真面目な職員は、日々業務に追われ大変な想いをしている事は想像できるが、ある一部の職員の無責任な行動により、信頼を失墜してしまう状況には同情してしまう。

厚生労働省老健局とは

 厚生労働省の内部部局のひとつで、主に高齢者の医療や福祉に携わる部署である。老健局が担う主な業務内容は下記の通り。

第十二条 老健局は、次に掲げる事務をつかさどる。

 老人の福祉の増進に関すること。

 老人の保健の向上に関すること(保険局の所掌に属するものを除く。)。

 介護保険事業に関すること。

 老人の福祉及び保健並びに介護保険に関する事業の発達、改善及び調整に関すること(社会福祉法第五十六条第一項の規定による報告の徴収及び検査に関することを除く。)。

 福祉用具の研究、開発及び普及の促進並びに適切な利用の確保に関すること(老人に係るものに限る。)。

 老人の福祉及び保健に関する事業の用に供する施設の整備に関すること。

 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律(平成十七年法律第百二十四号)の規定による高齢者虐待の防止、高齢者虐待を受けた高齢者の保護及び養護者に対する支援に関すること。

 私たちが行う介護保険事業に直に関わる業務をしている部署である。

 高齢者は重症化しやすく、施設でクラスターが発生すれば命の危険に晒される。福祉従事者は、会食や県外への旅行などはもちろん、普段の買い物でも人が少ない時間に出かけたり、密になる行事やイベントへの参加も自粛している状況

 それなのに当の厚生労働省様がこの有様では怒りしか湧いてこない。正に一般国民の気持ちなど理解できない人たちなのだろう。

 そしてこの大宴会を開いたのが、厚生労働省老健局老人保健課だ。

厚生労働省老健局老人保健課とは

 厚生労働省老健局老人保健課は、明日4月1日に施行される介護報酬改定に関わる部署だ。

第百十七条 老人保健課は、次に掲げる事務をつかさどる。

 老人の保健の向上に関すること(他課の所掌に属するものを除く。)。

 介護保険法に規定する要介護認定及び要支援認定に関すること。

 介護保険法に規定する指定居宅サービスに要する費用の額の基準、指定地域密着型サービスに要する費用の額の基準、指定居宅介護支援に要する費用の額の基準、指定施設サービス等に要する費用の額の基準、指定介護予防サービスに要する費用の額の基準、指定地域密着型介護予防サービスに要する費用の額の基準及び指定介護予防支援に要する費用の額の基準に関すること。

 介護保険法に規定する居宅介護サービス費等区分支給限度基準額及び介護予防サービス費等区分支給限度基準額に関すること。

 介護保険法に規定する居宅介護福祉用具購入費支給限度基準額、居宅介護住宅改修費支給限度基準額、介護予防福祉用具購入費支給限度基準額及び介護予防住宅改修費支給限度基準額に関すること。

 介護保険法に規定する食費の基準費用額及び居住費の基準費用額に関すること。

 介護保険法の規定による保険給付に係る請求、審査及び支払に関すること。

大宴会の概要

 毎日新聞の報道によると…

 送別会は24日午後7時15分ごろに始まり、仕事を終えた職員が順次参加。最終的な参加者は課長も含め、課員約40人中23人に上った。店内にはアクリル板は設置されておらず、職員らはマスクを外して大声を出していたという。

 営業時間が終了した後も店に残り、全員が日付が変わる直前までいたとしている。老人保健課は介護報酬の担当課で、4月1日に3年に1度の改定を迎える。その作業を終えたばかりで、打ち上げも兼ねていたとみられる。

 ハイ、大人数・マスクなし・大声で会話!  意味不明!

 介護報酬改定に係る事務作業お疲れさまでした。いつも思うのですが、遅すぎる。もっと早くQ&A出してほしい。現場の声を聴かないから机上の理論ばかりで、制度が穴だらけ。これから体制届を出す準備をするんですよ。

 今日も厚生労働省様管轄の制度に則って仕事させて頂きありがとうございます。制度内事業体なので、安定経営さえしていればコロナ渦でも生活できます。素晴らしい制度設計をありがとう。

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